会社にバレる！？オンラインカジノの税金に確定申告は必要なのか解説

オンラインカジノを始めようと思ったとき、「稼いだお金に税金はかかるのか？」と心配になっていませんか？
オンラインカジノで稼いだお金には、課税される可能性があります。

一定額以上のお金を稼ぐと、「一時所得」として扱われるからです。

本記事では

をお伝えします。

本記事を読めばオンラインカジノで税金がかかる理由がわかり、確定申告の流れまでわかります。
税金に対する「わからない」がなくなり、安心してオンラインカジノを楽しめるようになりますよ。

オンラインカジノに税金はかかる？

オンラインカジノで稼いだお金には税金がかかります。
稼いだお金は「一時所得」として扱われ、課税対象になるからです。

課税対象となるのはオンラインカジノだけではありません。
たとえば

などのギャンブルで稼いだお金は、課税対象になります。
しかし「パチンコとかで稼いでも税金を支払ったことはない」と思われるかもしれません。

それは税務署が把握できていないだけで、いずれも課税対象になっています。
では他のギャンブルは見過ごされているのに、なぜオンラインカジノだけは課税対象になってしまうのか？

理由について解説します。

オンラインカジノの脱税がばれる理由

オンラインカジノで稼いだにも関わらず税金を支払わないと、税務署にばれてしまう可能性が高いです。
オンラインカジノの勝利金は、銀行振込されるためです。

パチンコや競馬などのギャンブルで得たお金は、手渡しで受け取ることが多いです。
一般的に「ギャンブルで稼いたお金に税金はかからない」と思われてしまうのは、現金で受け取っているので、税務署がお金の流れを把握できないからです。

一方オンラインカジノは、指定した銀行口座にお金が振り込まれます。
つまり履歴がしっかりと残るので、税務署側は資金の流れを把握できてしまいます。

そのため税務署は課税対象であるお金だとわかります。
以上の理由からオンラインカジノで稼いだら、税金を払わないと脱税になります。

オンラインカジノで税金が発生するタイミング

オンラインカジノで税金が発生するタイミングは把握しておきましょう。
税金が発生しているタイミングがわからないと、確定申告をする際に不便だからです。

課税対象となる期間は、1月1日〜12月31日までの期間です。
そしてオンラインカジノで税金が発生するのは「その都度利益が出たタイミング」です。

つまり「1月1日〜12月31日の間に、オンラインカジノをプレイしたときに都度発生する利益」が課税対象となります。

確定申告をする際は「どの利益がいつ発生したか」が重要なので、オンラインカジノで稼いだ履歴をわかりやすく残しておくと確定申告が楽になりますよ。

税金が発生するかを確認するときの注意点

税金が発生するかを確認するときは、注意が必要です。
理由はオンラインカジノで利益が発生したものだけが、課税対象になるからです。

勘違いされやすいですが、課税対象は年間トータルの利益ではなく、利益が出たものだけです。
つまりゲームに負けて、損した分の金額は考慮されません。
具体的な計算例は以下のとおりです。

(※損をした「-50万円」は計算に含まれません。)

上記のように実際に得た利益は130万円ですが、税金が発生するのは利益分だけなので180万円が課税対象になります。

年間通してのの収支に税金がかかると思われがちですが、ゲームに勝って得た利益に対してのみ課税されるのだと忘れないようにしましょう。

オンラインカジノで確定申告が必要なとき

オンラインカジノで利益がでると確定申告が必要ですが、税金が発生する金額を覚えておきましょう。
利益額によっては税金を払わなくていいからです。

一時所得として税金が発生する可能性があるのは、オンラインカジノで50万円以上稼いだ人です。
1月1日〜12月31日の間にオンラインカジノで稼いだ額が50万円以上なら、確定申告をして税金を納めましょう。

ちなみに確定申告は「前の年に発生した利益」に対して行います。
たとえば

上記のような流れです。
あなたが稼いだ金額によっては税金が発生するので、脱税とならないよう確定申告をしっかり行いましょう。

確定申告が必要かどうかの計算方法

「オンラインカジノで稼いだお金にどれくらいの税金がかかるのか？」と気になっている人もいるでしょう。
ここでは確定申告が必要かどうかを判断する計算方法を紹介します。

オンラインカジノで確定申告が必要な金額は50万円です。
具体的な計算式は以下のとおりです。

(※引用元：国税庁HP「No.1490 一時所得」より抜粋)

50万円が基準と鳴っているのは、特別控除額があるからです。
上記計算式に「税金が発生するかを確認するときの注意点」で説明した例を当てはめると

上記の計算となります。
いずれにしても50万円以上をオンラインカジノで稼いだ場合は、確定申告が必要になりますので、自身で稼いだ金額は覚えておきましょう。

確定申告に必要な書類

確定申告が必要だとわかったら、必要な書類を用意しましょう。
必要な書類は以下のとおりです。

上記に加えて、支払調書も用意しておくと良いでしょう。
支払調書はオンラインカジノに問い合わせてください。
もしくは自身の収支明細書の印刷や帳簿でも大丈夫な場合があります。

詳しくは最寄りの税務署に確認が必要ですが、聞けば教えてくれるので安心してください。

確定申告の流れ

確定申告のする必要があるとわかったら、実際に確定申告をしましょう。
手続き概要は、以下のとおりです。

税金の納付方法は、現金や振替、e-taxなどさまざまあります。
あなたに合った方法で確定申告をしてください。

もっと詳しい確定申告方法は国税庁HP「申告手続の流れ」に掲載されています。

副業でオンラインカジノをすると会社にバレるのか

会社員として働きながらオンラインカジノを副業とする場合、会社にばれてしまわないか不安に鳴っている人も多いでしょう。

オンラインカジノで副業していることが、会社にばれてしまう可能性はあります。
税金額によって、会社以外の収入があることが予想できてしまうからです。

絶対にばれない方法はありませんが、ばれにくくする対策はあります。
ここからは

を説明します。

税金でオンラインカジノがばれる理由

オンラインカジノの副業が会社にばれる理由は「住民税」です。
所得が増えると住民税に加算されるため、住民税を会社の給料から引かれている人は、会社に気づかれてしまうかもしれません。

たとえば、オンラインカジノで大きく稼いだ場合

上記のような考え方で、別収入があるとばれてしまいます。
オンラインカジノだけに限らず、会社に副業がばれる理由の多くがが「住民税」です。

会社に副業をばれたくない人は、税金の納付方法を「特別徴収」から「普通徴収」に切り替えましょう。

オンラインカジノをばれない方法

オンラインカジノで副業していることをばれたくない人もいるでしょう。
会社にばれないようにする方法は、以下の3つです。

それぞれ順番に紹介します。

多額のお金を引き出さない

銀行口座からお金を引き出すとき、一気に多額のお金を引き出さないようにしましょう。
税務署に報告されてしまうかもしれないからです。

一般的には100万円以上の入出金があると、税務署に報告する対象になると言われています。
銀行は所得税が発生する可能性のある入出金があると、税務署に報告する義務があるそうです。

そのため一度に多額の送金などをしてしまうと、税務署に報告されてしまうかもしれません。
対策のひとつとして一気にお金は引き出さず、少額ずつ引き出すようにしましょう。

オンラインカジノの利益を50万以内に抑える

オンラインカジノで稼ぐのを50万以内にしましょう。
利益が50万円を超えなければ、税金が発生しないからです。

納税義務がなければ、会社にばれるであろう税金額も変わりません。

そのためオンラインカジノで稼ぐ金額を50万以内にすることで、会社にばれるリスクを回避できます。

支出を把握する

税金対策は支出も把握することが大切です。
支出がわからなければ、確定申告が必要かもわからないからです。

会社員の場合、税金計算などは会社がやってくれます。
しかしオンラインカジノで稼いでも、支出の計算は誰もしてくれません。

オンラインカジノで稼いでいると会社にばれたくない人は、必ず支出を把握してください。

オンラインカジノの確定申告まとめ

以上が

でした。

オンラインカジノは他のギャンブルと違い、課税される可能性が高いです。
50万円以上をオンラインカジノで稼いだ場合は確定申告が必要です。

確定申告を怠ると税務署にもばれますし、対策をしないと会社にもばれてしまいます。
オンラインカジノを安心して楽しくプレイするためにも、確定申告の条件を知っておきましょう。